浴衣姿を美しく撮るマニュアル
夏になると花火大会や盆踊りで美しい浴衣姿を見ることができます。ここでは浴衣姿を美しく撮る方法を公開します。浴衣撮影のポイントは模様や柄を見せることです。そのために袖が見えるように腕を少し曲げると良いでしょう。そして全身のポーズは方膝を少し内側に曲げ、かかとを少し上げます。そのことにより軽やかに見える効果があります。
人物の撮り方のおさらいが終わったら、今度はどこで撮るかの背景探しです。浴衣の雰囲気を最大限に生かすのなら、背景はグリーン、川、海、空などの自然が良いでしょう。逆にビルの壁面、雑多な人の中など一見ミスマッチと思える場所も面白い仕上がりになります。
ポイントは被写体を背景からある程度離して（距離を置いて）の撮影することです。もし一眼レフで撮影するのなら絞りをF5.6 固定したAV（絞り）優先撮影が良いでしょう。
F5.6は上半身の撮影には万能と言えます。被写体にピントがしっかり合い、しかも背景を適度にぼかすことができます。全身撮影ではF8以上が良いでしょう。これよりF値が小さい場合、ピントが甘く撮った後の加工が必要となりす。
そしてレンズの選択になります。
上半身撮影では105ミリ以上がお勧めです。それ以下だと被写体の顔を撮影した際に「より目」になる可能性があります。もし135ミリをお持ちなら最もお勧めできるレンズの長さとなります。全身は50ミリ以上で撮りたいですが、お持ちでなければ35ミリあたりでもOKです。28ミリ以下はゆがみが大きく基本的に難しくなるでしょう。
以上のアドバイスは被写体のモデルさんが一人又は二人の場合です。それ以上の場合はその限りではありません。
そしてキレイに撮ったらもちろんネットプリントの光沢仕上げが良いです。もし、背景が海、川などの場合は特にお勧めです。
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