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プリントをきれいに仕上げる撮り方

ネットプリントを上手に利用するために撮影時に工夫をして撮影する手法があります。

それがオーバー撮影です。オーバー撮影とは標準の明るさよりもカメラのセッティングにより明るく仕上がるようにすることです。

デジタルカメラや一眼レフデジタルカメラでセッティングが可能です。通常、明るさ、暗さ、共に2~5段程度プラス又はマイナスする事ができます。

セッティングの方法はカメラにより異なりますんおでここでは省きますがさほど難しいものではありません。

お勧めのセッティングはプラス0.5~1段程度です。但し屋外で太陽が直接あたっているような場合はその限りではありません。通常もモードのほうが無難です。

それではなぜ明るくすると良いかですが、それは影の部分のディテールを表現することにより、標準の明るさでは写らなかった被写体が浮き出てくる可能性があるからです。

また人物撮りの場合少し明るいほうが美しく見える感覚が人間にはあるからです。特に肌は明るいことが美肌とされるため「キレイに撮る=明るめにする」ことがプロカメラマンの間でも常識となっています。


但し気をつけなければいけないのが明るすぎによるディテールの消滅です。

たとえば白い服を着た人物を太陽の下で撮影すると、ただでさえ白飛びになりますがそれを更に助長することになります。

このような場合はプラス補正を元に戻し撮影することをお勧めします。

以上のようにネットプリントをキレイに仕上げるためには撮影時のちょっとした工夫が有効になる訳です。