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特徴あるネットプリントの紹介

写真店の多様なサービスが注目されています。特にネットプリント販売業者ではサービスの多様化と個性の演出が進んでいます。

その理由はネットプリントは5円が相場の金額となっているため薄利多売で行うしかありません。しかも新規ユーザーを獲得するためには5円からディスカウントし更に安くしたり、50枚無料サービスなども展開するお店もあります。

今まで街の写真屋さんではL版1枚50円の時代がありました。それであれば店舗に人を置いて売り上げから人件費を捻出させることが出来たようですが、金額が十分の一になってからはそれも困難となり閉鎖に追い込まれているように見えます。通常なら一等地である駅前には必ず写真屋さんを見かけましたが、今では珍しい光景となりつつあります。

この状況でのプリント販売店はローカルなお客さんだけを狙うのではなく日本全国、または世界からユーザーを獲得しなければ商いがなりたちません。そのでネットプリント販売が始まりましたが、あっという間に価格破壊がおこり、最初のもくろみとは違ってきていると思われます。

そこで新しい戦略で収益を上げるために付加価値をつけるようになっています。それが新商品販売の戦略です。

最も入り易いのがプリントへの工夫です。プリント面は光沢でつるっとした形状が一般的ですがそれだけではないのが本当です。それがアオヤギ写真工芸社の「絹目プリント」に代表される商品です。

この形状はプリント表面が「ざらっと」凸凹に加工してあります。そのため、指紋が付きにくく人に見せるような写真、たとえば七五三、成人式、結婚式、お見合いなどの写真、とりわけ大きく伸ばすことが必要なプリントには最適です。

特徴は指紋が付かないことの他に、光沢紙と比較して明暗のコントラストが抑えられ、落ち着いた雰囲気になります。このプリントは今でも写真館で多く利用されており、そのため高級感があるイメージが定着しています。

その他の形状では「マット紙」というつや消しプリントもあります。この特徴は「しぶい仕上がり」になることです。光沢がないので落ち着いいて、モノクロームのプリントでは人気があります。プロの写真家が個展を開くき、その中の何点かモノクロのマット紙に焼くと奥行きのある
アーチスト性が発揮できます。

との他の特徴のあるぷりんとではネットプリントジャパンの正方形のプリントです。正方形で最初に思いつくのがポラロイドで撮影したプリントですが、四角いフレームはなぜか、可愛いイメージがあります。左右の長さが一緒なので人物撮影、特にポートレートに向いています。とりわけ上半身の撮影にはうってつけです。

ちょうどヨーロッパの有名な高級カメラにハッセルブラッドがありますがそのカメラで撮ったイメージがあります。また真四角のフレーミングでは2がんレフカメラもそのようになります。これは人がカメラを上から覗いて撮影するカメラのことです。