絹目プリントとマットプリントとは
一般的なプリントは光沢プリントのことを示していますがその他の表面加工プリントも存在します。それが絹目プリントとマットプリントです。
絹目プリントは表面が凸凹になっていて触るとざらざらとしています。このザラザラとした加工が光の反射角度を変え独特な表現となります。
特徴としては光沢プリントよりコントラストが抑え目になるため重厚感が強調されます。そのため人物撮影の場合、七五三、成人式、肖像写真、集合写真やポートレート等の真面目な写真に向いています。その他の被写体として建築もお勧めです。見方かえると、しっとりとしたシチュエーション、夕日、恋人などに良い感じを表現できると思います。
一方マット仕上げは一言でいうと「しぶい」と言えます。表面から光沢をなくしたべっとした仕上がりになるのが特徴です。
これを絵画にたとえると線画ではなく面画になるといえます。具体的には被写体と被写体の区切りが分かりにくくなる特徴があるため、細かいディテールを表現するのではなく雰囲気を重視した表現法といえます。但し独特な表現が可能で上手く使えばアート作品としても利用できます。
このようにカメラセッティングではない部分で仕上がりイメージを変えられることはカメラマンとしても一般ユーザーとしても楽しめるところだと思います。写真は楽しみながら撮りたいものですから色々なことにチャレンジする精神を忘れないようにしたいと思っています。
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