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卒業式シーズンの到来です。沢山の思い出を詰め込んだ学校から巣立ち、新たなる一歩を踏み出します。進学する方も、就職する方も期待と不安の入り混じった気持ちになる季節です。そんな複雑な思いとは裏腹に卒業式は行われます。参加するご父兄は学生生活の思い出として出来る限りの撮影を行います。
卒業式で撮りたい写真
撮影場所の一番人気は正門のにある「卒業式」と書かれたプレートと一緒に写すことです。そこでは行列で順番待ちになりますので早めに登校するのがポイントです。寝坊した方は卒業式終了後に撮影することも出来ますが。行列は更に長くなるので時間が掛かるのは覚悟しておきましょう。次に人気となるのは梅ノ木や桜の木などを背景に撮れる場所です。地域や気候により咲く花は違うでしょうが最も美しく撮影できるスポットとなります。みんなで楽しく一緒に撮影するのが良いですね。
卒業式プロカメラマンの撮影術
正門での撮影は「卒業式」のプレートの横に卒業生が立つことになります。こうなると中央に被写体がこない可能性がありますが、オートフォーカスではピントが背景に合ってしまう可能性がでてきます。そこでAFロックが出来るカメラであれば人物の顔にヒントを合わせてからフラーミングを中央に戻しシャッターを切ります。AFロックできないカメラでは撮影後モニターを拡大し、顔にピントが合っているか確認すると良いでしょう。桜や梅の木の前で撮影する場合は、木の直ぐ前に立つのではなく、少し離れた位置に立ちます。たとえば2~3メートル離れた場所にたします。カメラマンは被写体の上半身と花が一直線上に並ぶ位置を探し、シャッターを切ります。すると花と卒業生が綺麗にフレームに収まり、華やかな写真となります。
もし絞りを指定できるカメラであればF5.6で撮りましょう。もちろんピントは被写体の顔に合わせます。これで背景が適度にボケ味をだし、人物を浮き上がらせる効果があります。